水瓶座列車

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Redmineを使ったブログ記事管理の活用方法を解説

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ブログ立ち上げ時は、記事管理より記事数や内容で必死なので、

記事管理は、記事数が多くなってきたら考えようと思っていました。

記事数が50個を超えてくるとちょっと記事の更新などの管理をしたくなってきました。

 

仕事でソフトウェアの不具合などをRedmineで管理していることが多く、

その経験からブログの記事管理をRedmineでやってみたら便利かもしれないと思ったのです。

自宅のLinuxマシンにRedmine環境を構築してしばらく記事管理をしてみましたが、

エクセルよりも結構使えるなあと思いました。 

ということで、Redmineによる記事管理の感想とかいろいろ書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

  1.ブログの記事管理の必要性について

 

私がどのような記事管理をしたいのかというと、 

・ブログ記事の公開日を把握をしたい。

・ブログの更新内容と更新日の把握をしたい。

・ブログ記事案のメモ

・ブログのカテゴリを把握したい。

 のような感じのことをしたいのです。

 

日記ブログだと一度書いてしまえば、その後見直して記事更新することはあまりないですが、

その記事にアフィリエイトリンクを張っていると月一回か3か月に一回ぐらい、

リンクが正しく飛べるか確認すると思います。

また、アフィリエイトリンクを張っている記事が読まれていないと、

タイトルを変更してみたり、画像を入れてみたりと修正すると思います。

 

こういった記事に対する確認や修正内容、それをいつ行ったかを記録すると、

記事のメンテナンスが楽になります。

なので記事管理は必要だと私は思います。

 

  2.Redmineによる記事管理方法について

 

先ほど管理したい項目を上げましたが、

実際に私がどのような感じでやっているか書いていきたいと思います。

 

Redmineは、まずプロジェクト作成とチケット作成をするところから始めます。

Redmineは、仕事や業務での開発プロジェクトがあって、

その中の作業一つ一つにチケットを作成して作業管理するなどに使用します。

 

私の場合は、下記のようにプロジェクト名を「はてなブログ記事管理」として作成し、

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はてなブログ記事管理をクリックすると、

こんな感じでブログ記事管理をすることができます。

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記事に対してチケットを作成するのは、手入力で行います。自動ではできません。

なので、記事数が少ない時期に管理を始めることで、入力する苦労が軽減できます。

 

ブログ記事の公開日の把握をしたい

 

 新しい記事を公開した日にチケットを作成することで、

チケット作成日である開始日が記事公開日となり把握することができます。

 

ブログの更新内容と更新日の把握をしたい

 

ブログの記事を更新した際には作成したチケットの中から、

更新した記事のチケットを見つけて編集します。

 

例えば、先ほどの画像にあるチケット#1を開いてみると、

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こんな感じで更新した内容や更新した日付もRedmineに記録されて、

後から更新履歴を確認することができます。

更新した日の把握は、前項の開始日が変更されるわけではなく、

更新日として分けて把握することができます。

 

ブログ記事案のメモ

 

公開している記事の管理だけでなく、まだ記事にはならないけど、

記事タイトルや記事内容をメモしておきたいことがあると思います。

そういう時には、Redmineの「文書」に書いておくと便利です。

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中身は見せられませんが、メモ書きには最適です。 

 

ブログのカテゴリを把握したい 

 

チケットの項目にカテゴリを追加することができるので、

カテゴリ毎にソートできてかつ全カテゴリを一覧で見ることができます。

 

  3.Redmineを良いと思う点

 

エクセルやブログサービスの管理機能だけでも十分使えると思いますが、

特にRedmineが良いと思う点は、

・記事、記事案メモを一元管理できる。

・複数ブログを持っていても、各々分けて一元管理ができる。

です。

 

 

記事、記事案メモを一元管理できる。

 

記事の管理と記事案のメモをチケットタブ、文書タブで切り替えて見ることができ、

記事の修正内容もすぐに見ることができます。

エクセルで記事の修正履歴を管理しようとすると、

文字数によってセルの大きさが変わりごちゃごちゃ感が出るので、

私は好きになれませんでした。

 

複数ブログを持っていても、各々分けて一元管理ができる。

 

複数のブログを管理したいときにも、Redmineでブログ毎にプロジェクトを作成することで、

各々のブログ記事を管理することができます。

 

例えばWordPressの記事も同時に管理したいなら、

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こんな感じでまとめることができます。 

 

 

  4.Remineを使いにくいと思う点

 

私が良いと思うところばかりではなく、悪いとこともありました。

それは、

・チケットID番号が全プロジェクトで通し番号になる。

Redmine環境を構築するのが大変。

です。

 

チケットID番号が全プロジェクトで通し番号になる。

 

このことが記事管理を始めたときに、すごく気になりました。

どうにかしてプロジェクト毎に採番できないか調べましたが、

全プロジェクトで通し番号になるのが仕様のようでした。

 

チケットID番号は、記事に割り当てた番号以外の使い道は無いと割り切っています。

 

Redmine環境を構築するのが大変

 

Redmine環境を構築するのに一週間ちょっとかかりました。

Linuxで構築したのですがRedmineを使うために、

RubyRailsApacheをインストールする必要があるので時間がかかりました。

また、Redmineのホーム画面を見るまでにも苦労しましたので、

少しLinuxのことを理解していないと難しい感じです。

 

Redmineの構築手順は、下記を順番に行うとできますので参考にしてみてください。

RubyとRailsをUbuntu18.04にインストールする手順(Redmine構築その1) - 水瓶座列車

Redmine4.0をUbuntu18.04にインストールする手順(Redmine構築その2) - 水瓶座列車

ApacheとPhusion PassengerをUbuntu18.04にインストールする手順(Redmine構築その3) - 水瓶座列車

 

 ただ、Windows版のRedmineもあるようで、

WordPressのローカル環境を作っている方には簡単に導入できるかもしれません。

 

  5.最後に

 

 ブログ記事管理は、使用しているブログサービスによって使いやすい場合もあれば、

使いにくい場合もあります。

現在、記事管理で使いにくいなあと感じている方は、Redmineを使用してみるのも有りかと思います。

 

 

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