水瓶座列車

どこまで行けるか、とりあえず発車します。

Sambaサーバーの設定手順(Ubuntu20.04)とWindowsからのアクセス方法

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 ソフト開発ではLinux専用マシンを置いて、作業用のWindows上からネットワーク経由で、

Linux上のファイルを編集したりビルドすることが普通になっています。

しかし、WindowsLinuxでは、ファイルシステムが異なるので、簡単にアクセスできません。

そこを仲介するのがSambaサーバーです。

立ち上げ方は、簡単なので備忘も兼ねてその手順を書いていきます。

使用しているLinuxは、Ubuntu 20.04です。(ubuntu18.04でも確認済です。)

 

 

 

 

 

1.Sambaサーバーのインストール

 

以下のコマンドで、Sambaモジュールをインストールします。

$ sudo apt install -y samba

 

2.Sambaサーバーのユーザー追加

 

以下のコマンドで、Sambaサーバーにユーザーを追加します。

$ sudo pdbedit -a (ユーザー名)

このユーザー名は、Linux上にアカウントがあるユーザー名を指定してください。

コマンド実行後、パスワード設定の入力になりますので、新パスワードを設定します。

 

 

3.Sambaサーバーの設定ファイル「smb.conf」の修正

 

追加したユーザーがSambaサーバーにアクセスできるように、smb.confファイルを修正します。

場所は、/etc/sambaフォルダ配下にあり、修正保存するためにルート権限で編集します。

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左が修正前、右が修正後です。

修正を簡単に説明すると、

193~195行は、コメントを外す。

199行は、コメントを外し、yesをnoに修正する。

214行は、コメントを外し、%sを2項で設定したユーザー名に修正する。

で、smb.confの修正は完了です。

私の場合は、ユーザー名をmantaに設定しています。

また、Sambaサーバーのバージョンによって上記の行番号が異なる場合がありますので、

その時は、修正する行の単語を検索して修正してください。

 

4.Sambaサーバーの再起動

 

smb.confの修正後を反映させるためにSambaサーバーを再起動させます。

$ service smbd restart
$ service nmbd restart

各コマンド実行後、認証のためのパスワード入力になりますので、Linuxアカウントのパスワードを入力します。

まだサーバーを起動していない場合でも、このコマンドで起動します。

 

 

 

5.WindowsからSambaサーバーにアクセスする手順

 

実際にWindowsからSambaにアクセスするには、エクスプローラーを開いて、

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赤枠のところにSambaサーバーのIPアドレスとユーザ名のパスを手書きし、

リターンキーを押すとそのユーザーのディレクトリ内が表示されます。

SambaサーバーのIPアドレスは、

$ ip address

で調べることができます。

 

6.ネットワークドライブの割り当て

 

毎回、5のように手書きしてアクセスするのも面倒なので、ネットワークドライブに割り当てておくとかなり楽です。

割り当て方は、簡単です。

エクスプローラを開き、下図の①のコンピュータタブを選択し、

②のネットワークドライブの割り当てボタンを押します。

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押すと、下図のようなウィンドウが出ますので、赤枠に5で手書きしたパスを入れます。

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「完了」を押すとログイン画面が出ますので、2項で追加したSambaアカウントのユーザー名とパスワードを入力します。

ログイン後、下図の赤枠のようにネットワークドライブが追加され、Linuxパソコンへのアクセスが楽になります。 

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7.Sambaサーバーの自動起動

 

Ubuntuを再起動してもSambaサーバーも自動で起動しますので、特に設定はありません。

ただ、古いバージョンだと再起動するとSambaサーバーが自動起動しない場合があります。

そのような場合は、下記のコマンドを実行します。

$ systemctl enable smbd
$ systemctl enable nmbd

次回からLinuxを再起動してもSambaサーバーが自動起動するようになります。

 

8.最後に

 

UbuntuなどのLinuxにSambaサーバーを設定すると、

Linux/Windows間のファイルのやりとりが、劇的にやりやすくなります。

例えば、Linux上の画像をWindowsに持っていきたい場合などに便利です。

 

 

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