水瓶座列車

どこまで行けるか、とりあえず発車します。

Raspberry Pi 4B に Ubuntu Server 20.04をインストールする手順

f:id:aquarius999:20200527025438p:plain

 

Raspberry Pi 4B (以下ラズパイ 4B)のOSは、基本としてRaspbianを使用していますが、

ラズパイに対応しているOSは、いろいろあります。

Raspbianをずっと使用していましたので、たまには違うOSを触ってみようと、

対応している中の一つのUbuntu Serverをインストールしてみようと思います。 

 

それではラズパイ 4B に、Ubuntu Serverをインストールする手順を説明していきます。

 

 

 

 

 

  1.Ubuntu Serverのダウンロード

 

Ubuntu のサイトからUbuntu Serverのイメージファイルをダウンロードします。 

f:id:aquarius999:20200526015336p:plain


赤枠をクリックした瞬間からダウンロードが始まります。

 

 

  2.Ubuntu Serverのイメージの書き込み

 

書き込みは、Windows上でWin32DiskImageツールを使用します。

ツールを起動し、MicroSDWindowsに認識させて、

f:id:aquarius999:20200526015415p:plain

 

「Image File」欄にUbuntu Serverイメージファイルを指定します。

「Drive」欄に、MicroSDのドライブを指定します。

そして、Writeボタンをクリックして書き込みを開始します。

f:id:aquarius999:20200526015659p:plain f:id:aquarius999:20200526015709p:plain

 

イメージファイルには、デスクトップ環境が入っていないためか、

書き込みの時間が早いです。

デスクトップ環境については、Ubuntu Server起動後にインストールします。 

 

 

  3.Ubuntu Serverの起動とログイン

 

イメージファイルの書き込みの完了後、MicroSDをラズパイに挿入して、電源を入れます。

この時に、モニターとキーボード、有線LANを接続しておきます。 

ちゃんと起動しているかモニターの起動ログを眺めながら、

CUIで、ログインプロンプトが出るのを待ちます。

 

ログインプロンプトが出たら、ユーザ名とパスワードを入力します。

最初のログイン名とパスワードは、

 ログイン名:ubuntu

 パスワード:ubuntu

です。

パスワード入力後、ubuntu以外の新しいパスワードに変更するように求められますので、

自分のパスワードに変更します。

変更後、もう一度ログインプロンプトが出ますので、

新しいパスワードでログインします。 

 

注意点として、最初のログインプロンプトが表示されてからしばらくすると、

標準出力で何かしらのモジュールのログが出力されます。

一度パスワードの更新をあえて失敗して、何回か行うと画面がきれいになりますので、

その後にパスワードの更新をすることができます。

 

 

  4.Ubuntu Serverのデスクトップ環境インストール

 

Ubuntu Serverは、デスクトップ環境が入っていませんので、

自分でインストールする必要があります。 

Ubuntuのサイトの手順にあるデスクトップ環境のインストールは、

xubuntukubuntu、lubuntuの3種類からの1つをインストールするとあります。

しかし今回は、普通のUbuntuで使い慣れている ubuntu-gnome-desktopをインストールします。

コマンドは下記のとおりです。

 

$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade
$ sudo apt -y install ubuntu-gnome-desktop

 

デスクトップ環境をインストールする前に、既存のモジュールをアップデートしておいてから、

インストールを開始します。

インストール時間は、約20分ぐらいでした。

 

 

 

  5.最低限の設定

 

インストールが完了したら、ラズパイ 4Bを再起動します。

 再起動後、GUIのログイン画面が表示されますので、ログインします。 

f:id:aquarius999:20200527025840p:plain

 

ログイン直後、LivePatchの画面が出てきますが、そのままスルーします。

そして、現在の状態では、何も設定されていませんので、最低限の設定を説明したいと思います。

設定内容は、下記です。

・デスクトップの日本語化設定

・日本語キーボード設定

タイムゾーンの設定

 

 

デスクトップの日本語化設定

 

日本語環境の設定は、「Settings」-> 「Region & Language」から行います。 

f:id:aquarius999:20200526215127p:plain

 赤枠の「Manager Installed Languages」をクリックします。

 

f:id:aquarius999:20200526225832p:plain

赤枠の「Intall/Remove Languages...」をクリックします。

 

f:id:aquarius999:20200526225901p:plain

「Japanese」にチェックを入れて、「Apply」をクリックします。

 

f:id:aquarius999:20200526225911p:plain

 赤枠のようにマウスのドラッグ&ドロップで日本語が上になるようにします。

この時に、Internalエラーがでましたが、マウスのドラッグ&ドロップ時に出るようで、

とりあえず気にせず先に進みます。後々出ても気にせず進みます。

そして、緑枠の「Apply System-Wide」をクリックすると、変更は再起動後と出るので、

一度ラズパイ 4Bを再起動します。

 

再起動後、「設定」->「地域と言語」に戻ります。

f:id:aquarius999:20200526225956p:plain

赤枠の「フォーマット」をクリックして、米国から日本へ設定します。

これは、デスクトップ上部にある時間表示などが日本式に変更されます。

デスクトップの日本語化の完了です。

 

 

日本語キーボード設定

 

日本語キーボードの設定は、「設定」->「地域と言語」から行います。

f:id:aquarius999:20200526230342p:plain

赤枠の「+」をクリックすると、キーボードレイアウトの選択画面になります。 

「日本語(Mozc)」を追加し、マウスのドラッグ&ドロップで優先順位を一番上に変更します。

f:id:aquarius999:20200526230852p:plain

これで、キーボードから日本語が入力できるようになります。

 

 

タイムゾーンの設定

 

タイムゾーンを日本に設定するには、「設定」->「日付と時刻」から行います。

f:id:aquarius999:20200526231248p:plain

赤枠の「タイムゾーン」をクリックします。

 

クリックすると、世界地図のウィンドウが出ますので、

日本の東京あたりをクリックして、そのウィンドウを閉じます。

f:id:aquarius999:20200526231745p:plain f:id:aquarius999:20200526231803p:plain

 

これで、タイムゾーンの設定は完了です。

 

 

  6.最後に

 

とりあえず、これでUbuntu Server 20.04のデスクトップ環境をインストールすることができました。

実は、AndroidStudioをインストールして体感してみたいと思ったのですが、

そもそもラズパイでAndroidStudioを起動することができない、更に意味が無いような気がしてきました。

env設定や不足モジュールについては、設定やインストールすれば良いだけですが、

AndroidStudioのエミュレータを起動する時に必要なVTx機能がありません。

この機能は、一般的なIntelのデスクトップにはありますが、ラズパイにはありませんので、

ラズパイ 4BでAndroidStudioを使用することは諦めました。

 

 

<関連・おすすめ記事>

Raspberry Pi(ラズパイ)のOSをバックアップ・リストアする方法 - 水瓶座列車

Raspberry Pi (ラズパイ)で役に立つ書籍のおすすめランキングベスト5 - 水瓶座列車

Bluetoothでマルチペアリング(複数台接続)できるマウスのおすすめランキングベスト5 - 水瓶座列車

無線で複数台接続できるトラックボールマウスのおすすめランキングベスト5 - 水瓶座列車

急速充電ができるタワー型電源タップのおすすめランキング - 水瓶座列車

RaspberryPi(ラズパイ)で赤外線データを受信してLEDを点灯する手順 - 水瓶座列車

RaspberryPi 4Bと3B+のスペック比較解説 - 水瓶座列車