水瓶座列車

どこまで行けるか、とりあえず発車します。

Ubuntu 18.04 にtelnetをインストールしてWindowsから接続する手順

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Linuxを共有サーバーにして複数人でWindowsから使用することはよくあります。

また、自宅でもRaspbbery Pi で遊ぶために、

仕事場と同じ感覚でLinuxマシンを置いて、 ネットワークアクセスしています。

私の場合は、LinuxWindowsをモニタ1台で画面を切り替えてやっているのですが、

だんだんと切り替えが面倒になってきました。

 

最初、VNCでやろうと思ったのですが、Windows上で他の何かをするときに、

VNCウィンドウが大きくて何となく使いにくい。

なので、telnetにしました。

昔と違ってtelnetの設定方法が変わっていたので、 備忘も兼ねて書いていきます。

 

 

 

 

  1.telnetdのインストール

 

 telnetdをインストールします。

$ sudo apt install telnetd

 

  2.inetutils-inetdのインストール

 

 inetutils-inetdをインストールします。

$ sudo apt install inetutils-inetd

 

昔よく使っていたxinetdをインストールしてみたのですが、

結局このinetutils-inetdに置き換わっているみたいなので、

xinetdはインストールする必要はありません。

 

  3.telnetdの起動

 

 telnetdを起動するためには、inetutils-inetdを起動します。

$ sudo /etc/init.d/inetutils-inetd start

 

Linuxを再起動しても、自動起動しているので、telnetが使える状態にあります。

 

  4.TeraTermのインストール

 

 WindowsTeraTermをインストールします。

入手場所は、窓の杜Vectorからダウンロードできます。

 

 

  5.Windowsからのtelnet 

 

TeraTermを起動する前に、LinuxIPアドレスを調べておきます。

$ ip address

IPアドレスがわかったら、WindowsTeraTermを起動します。

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赤枠のところを入力して「OK」を押します。

 

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その後、こんな感じでログインプロンプトが表示されますので、Linuxにアカウントがあるユーザでログインします。

 

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  6.最後に

 

VNCは、Windowsマシンスペックが悪いと重たく感じます。

それに比べて、telnetは、端末だけなので、全然重たくなりません。

telnet接続は、何個もできますから、作業に合わせてTeraTermウィンドウを開くことができます。

設定も簡単なので、VNC設定のついでに合わせてtelnet設定もやっておくと便利です。

 

 

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