Linuxを共有サーバーにして複数人でWindowsから使用することはよくあります。
また、自宅でもRaspbbery Pi で遊ぶために、
仕事場と同じ感覚でLinuxマシンを置いて、 ネットワークアクセスしています。
私の場合は、LinuxとWindowsをモニタ1台で画面を切り替えてやっているのですが、
だんだんと切り替えが面倒になってきました。
最初、VNCでやろうと思ったのですが、Windows上で他の何かをするときに、
VNCウィンドウが大きくて何となく使いにくい。
なので、telnetにしました。
昔と違ってtelnetの設定方法が変わっていたので、 備忘も兼ねて書いていきます。
1.telnetdのインストール
telnetdをインストールします。
$ sudo apt install telnetd
2.inetutils-inetdのインストール
inetutils-inetdをインストールします。
$ sudo apt install inetutils-inetd
昔よく使っていたxinetdをインストールしてみたのですが、
結局このinetutils-inetdに置き換わっているみたいなので、
xinetdはインストールする必要はありません。
3.telnetdの起動
telnetdを起動するためには、inetutils-inetdを起動します。
$ sudo /etc/init.d/inetutils-inetd start
Linuxを再起動しても、自動起動しているので、telnetが使える状態にあります。
4.TeraTermのインストール
5.Windowsからのtelnet
TeraTermを起動する前に、LinuxのIPアドレスを調べておきます。
$ ip address
IPアドレスがわかったら、WindowsでTeraTermを起動します。
赤枠のところを入力して「OK」を押します。
その後、こんな感じでログインプロンプトが表示されますので、Linuxにアカウントがあるユーザでログインします。
6.最後に
VNCは、Windowsマシンスペックが悪いと重たく感じます。
それに比べて、telnetは、端末だけなので、全然重たくなりません。
telnet接続は、何個もできますから、作業に合わせてTeraTermウィンドウを開くことができます。
設定も簡単なので、VNC設定のついでに合わせてtelnet設定もやっておくと便利です。
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