水瓶座列車

どこまで行けるか、とりあえず発車します。

Wake ON LAN(WOL)でUbuntu18.04マシンを起動する手順

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冬休みに実家に帰省予定なのですが、実家にはLinuxマシンがありません。

ノートPCは持って帰れますが、さすがにデスクトップは無理なので、

なんとか遠隔で自宅にあるLinuxマシンにアクセスしたいのです。

理由は、ラズパイのカーネルやドライバをビルドしたいからなのですが、

ずっとPC電源を付けておくのはマシンが暴走しそうで嫌なのです。

 

なので、まずはWake ON LANで電源完全OFF状態のLinuxマシンをLAN内で起動できるように設定します。

 

起動させるマシンは、以下の通り。

WOLで起動するマシン: HP pavilion p6-2150jp

WOLで起動するOS: Ubuntu18.04

 

 

 

 

 

  1.WOLとは

 

WOLとは、Wake On LANの略で遠隔でPCの電源を入れられる技術です。

ネットワークに特定のパケットを送信することで対象としているパソコンが

自ら電源を入れて起動することができます。

 

  2.WOLで起動させるPCの設定

 

WOLで起動させるPCの設定には、BIOSの設定とOSの設定が必要になります。

 

2.1 BIOSの設定

 

パソコンに電源を入れた直後からF10キーを1秒間隔で押して、BIOSメニューを表示します。

BIOSメニューで、「電源」―>「S5最大省電力」を無効にします。

無効にするとその項目の下にある「S5ウェイク オン LAN」が設定可能になり有効にして設定を保存します。

これでBIOS設定は完了です。

 

2.1 Ubuntuの設定

 

UbuntuWOLを有効にするためには、ethtoolをインストールする必要があります。

sudo apt-get install ethtool

 

次にUbuntuマシンのイーサーのデバイス名とMACアドレスを確認し覚えておきます。

$ ip address

 

この場合のデバイス名はeno1で、eno1が現在WOLが有効になっているか確認します。

$ sudo ethtool eno1

 

この表示結果の中で、「Wake On: g」となっていると有効になっています。

 

  3.WOLUbuntuを起動させるツールと使用方法

 

Ubuntuマシンを起動するために特定のパケットを送信するツールをインストールします。 

パケットを送信するアプリは、いろいろありますが、 私が使っているものを紹介したいと思います。

 

WindowsWOLアプリ

 

Windowsでは、WinWOLを使ってみました。

Wake on LAN for Windowsからダウンロードします。

 インストールをする必要は無く、フォルダ内にあるWinWol.exeを実行するだけです。

 

使い方は、exeファイルを実行します。あらかじめWOLで起動させるマシンの電源はONにしておいてください。

そして、「編集」ー>「追加」を選択します。

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そうすると以下のウィンドウが出るので赤枠に起動させたいマシンのIPアドレスを入力します。

入力後、ホスト名欄の横にある「取得」ボタンを押します。

WinWol2

 

押すと下記のウィンドウがでます。そして赤枠の「取得」ボタンを押すと、

自動的にホスト名が取得され表示されます。

WinWol3

MACアドレスも同様の手順で取得します。

 

全ての入力が終わると下記のように追加されます。ホスト名は、私のマシンの場合です。

WinWol4

 

マシンの電源がOFFの状態では下記の赤枠のように電球が点いていない状態で、

この時にこのマークをダブルクリックするとWOLパケットを送信しマシンの電源をONにします。

WinWol5

 

 

 

AndroidWOLアプリ

 

Google Play Storeから「Wake On Lan」というアプリをダウンロードします。 

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アプリを起動すると、右下に+のマークがあるのでタップします。

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そうすると、LAN内に接続されているパソコンのIPアドレスMACアドレスが表示されるので、

WOLするパソコンをタップします。

 タップすると、先ほど+マークが表示されている画面にそのパソコンが追加されます。

そのパソコンが電源OFFの状態の時に、タップするとWOLするパケットを送信して、

パソコンの電源がONされ起動します。

 

  4.最後に

 

パソコンは机の下や部屋のスペースの関係で、手の届きにくいところに置いても、

WOLがあれば電源スイッチを押す煩わしさが無くなります。

設定自体は簡単なので、不便に感じてる方には最適です。

今回は、LAN内でしたが次はWAN経由で試してみようと思います。

 

 

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